「自衛隊防災BOOK」・危機管理のプロのテクニック100
こんにちは! 「今日も匍匐前進」管理人のスガタです。
自衛隊/防衛省が協力して書かれた「自衛隊防災BOOK」を口コミ情報も交えてご紹介します。
「自衛隊防災BOOK」のおもて表紙
「いざというときに私たちを助けてくれる危機管理のプロ・自衛隊のノウハウを初公開!」ということで、2018年8月9日に第1刷が発行されました。
私が購入したのは、2018年11月2日の第10刷になります。
「20万部突破!」なので人気のある書籍ですね。
この本に書かれている内容については、目次を列記と思いたいところですが、それをすると著作権に抵触する場合があります。
そこで、私なりに噛み砕いてご紹介することにしました。
こちらの記事もよろしければご覧ください。
●阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震の大規模地震の事例と自然災害に対する官公庁の取り組みを調べ、生活必需品備蓄の必要性をまとめました。
【大規模地震の事例から考える生活必需品備蓄の必要性】今日も匍匐前進
●自然災害対策での備蓄の考え方を①「自宅備蓄品」、②「避難時の持ち出し品」、③「自宅の安全対策」の3つに分けて備蓄品や対策のリストを独自に作成しました。
【災害での備蓄の考え方・防災用品家庭備蓄と持ち出し品リスト・ライフハックの知恵】今日も匍匐前進
●令和元年台風15号の停電と断水被害についての事例と地方自治体の対応の問題についてまとめました。
【関東地方を直撃した台風15号の事例・停電と断水被害について・怒りのコラム】今日も匍匐前進
●令和元年台風19号の水害と停電被害では、自衛隊の給水車を県庁が追い返した事例について言及しています。
こちらの紹介記事が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
災害時に起こりうる様々なトラブルの対処方法について自衛官さんが伝授してくれるということで、
100の項目で自衛隊さんの危機に際したときの対処のテクニックが書かれています。
各ページには、文字だけではなくイラストや写真が多いので分かりやすいです!
その内容は、、、。
◎はじめに…日頃の備えについて
LIFE HACH 001~006の6つの項目で、
自衛隊さんの日頃の備えについて解説されています。
◎CHAPTER01…災害発生時編になります。
災害はどこにいるときに発生するかわかりません。
こちらには、LIFE HACH 007~0024の18の項目で、
自宅、外出中など様々な状況下での対処の方法が書かれています。
また、お子様やご高齢者、ペットなどと避難する方法もここで書かれています。
※LIFE HACH (ライフハック)とは、いかに作業を簡便かつ効率良く行うかの「仕事術」のことです。
◎CHAPTER02…被災害時編になります。
LIFE HACH 025~0062の38の項目があります。
衣類を浮き輪にする方法とか、止血方法、骨折時の添え木、新聞紙の利用方法、ポリ袋の利用方法、明かりなど身近な物での対応方法が書かれています。
また、外出先が海や山、川などのアウトドアであった場合で困ってしまう内容が想定されてその対処方法がまとめられています。
さらに、遭難したときに自衛隊さんなどが救助ヘリで見つけてもらえやすくする方法とか雪や寒さでの生存率をアップさせる方法も書かれています。
ご参考: 陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地でのヘリ救助実演展示
こちらのCHAPTER02 では、COLUMN 01 として自衛官さんが常備している防災アイテムについても触れられています。
◎CHAPTER03…日常生活でも役に立つ内容が記載されています。
LIFE HACH 063~100の38の項目があります。
レジャー中のトラブル、日常でもよく起こる身体的なトラブル、様々な作業の効率アップ、日用品での代用、ロープの結び方や工夫での知恵袋等々…。
様々な状況下で対応できるようにまとめられています(^^)。
缶切りがないとき、どのようにして蓋を開けて中身を食べるか知ってますか? (笑)
マジックではなく力技になりますが、読んでみるとなるほどです!
チカンを撃退する方法も書かれていますよ!
こちらのCHAPTER03 では、COLUMN 02 として自衛官さんの奥さんが夫の留守を守るライフハックなんかも書かれています。(^ ^)/
こちらの書籍のうら表紙です。
※書籍の周りに置いてある模型はイメージで置いたもので、この本に付属しているワケではありません。('◇')ゞ
自衛隊さんが災害派遣で駆けつけてくれる前に無理せずに自分でできることは何とかしておきたいところです。。。
ご参考: 陸上自衛隊下志津駐屯地での災害派遣トラック展示
ご参考: 陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地での救急車展示
このページに掲載した自衛隊さんのイベント展示写真は、私の記事で恐縮ですが、【今日も匍匐前進・ブログ】から転載しています。
2018年5月29日陸上自衛隊下志津駐屯地創設63周年記念行事「つつじ祭り」訪問・その2
2018年5月26日陸上自衛隊霞ケ浦駐屯地開設65周年・関東補給処創立20周年記念行事・その3 【航空学校野外展示編】
まとめ
◎自衛隊/防衛省が協力して書かれた「自衛隊防災BOOK」は、危機管理のプロが伝授してくれるサバイバル術のような対処テクニックが100個まとめられた本です。
◎文字だけではなくイラストや写真が多いので分かりやすいです!
・自衛隊さんの日頃の備えについて解説されています。
・自宅、外出中など様々な状況下での対処の方法が書かれています。
・お子様やご高齢者、ペットなどと避難する方法も書かれています。
・災害時に身近な物で、代用する対応方法が書かれています。
・外出先が海や山、川などのアウトドアであった場合で、困ってしまう内容が想定されてその対処方法がまとめられています。
・遭難したときに自衛隊さんなどが救助ヘリで見つけてもらえやすくする方法
・雪や寒さでの生存率をアップさせる方法も書かれています。
・レジャー中のトラブル、日常でもよく起こる身体的なトラブル、様々な作業の効率アップ、日用品での代用、ロープの結び方や自衛隊さんでの工夫の知恵も。
等々、災害時に生存率を高められるように、様々な状況下で対応する方法がまとめられています。
いざという時に役立つ内容が書かれていますので、一度目を通して災害時の持ち出し品にこの本を追加しておくことをオススメします。
「自衛隊防災BOOK」は、定価1,200円(税別)です。
こちらの書籍は、アマゾンや楽天ブックスから通販で入手できます。
※製本された書籍とダウンロード版があります。
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